2017年02月16日
テーマ:
色々
ウェディングドレスのショップをやるにあたっての話。
ではこのウェディングドレスとなった時、
プロデュースしてる私自身はもちろんですが
一番は……そう作り手の人間が鍵になります。
超超超!重要です。
今回うちのブランドのドレスを生み出してくれることになったはな咲くちゃん。
友達でもなんでもありません。
このブログの読者さんだった彼女に
ある日いきなり声をかけました笑。
2015年。私のこと書いてくれてる記事検索してたら偶然見つけた彼女のブログ。
そこにはずっとウェディングドレスを作るのが夢だったという内容が書かれてました。
その後、私のイベントに彼女が来てくれたことがきっかけで
そしたら…..何も私の寸法もなーーんも測ってないのに、体型めちゃくちゃぴったりあった衣装一式を作ってくれました。
この前後、山手線の電車内で彼女に熱弁を振るった記憶があります。
自分は洋裁学校を出てない。
なにも勉強してない。
スキルもない。
まー色々言ってくる訳です笑。
でもね、私は彼女がウェディングドレスを作ってる未来が必ずある気がして
うねうね言う彼女にウザすぎるぐらい力説を繰り返しました。
それから本当にまさか。
この半年後に、、、自分がウェディングドレスのブランドを作りたいって言い出すなんて思いもせず。
でも頭にそのアイデアが浮かんだ瞬間、真っ先に彼女に連絡しました。
素人でもスキルがなくてもなんでも良い。
ウェディングドレスに”ワクワク”という命を吹き込んでくれる人。
まー、でも実際作り出してもらうまでに何度か断られてますけどね。。
出来ない、無理です、自信がない。
いけるいける!の得意の張り手攻撃により、はな咲くちゃん根負け。
そして作り出してもらったら…….
楽しくて楽しくて楽しくて。
彼女は寝るのも惜しんで夢中にドレスを作り始めてくれました。
ずーーーっと作りたかがってたんですよ。
ウェディングドレスを、、彼女の魂は。
でも自分にはそんなスキルは無いと思考がそれを阻んでた。
その魂の喜びと作り手のはな咲くちゃんのワクワクのエネルギーが、これでもかぐらい詰まった命が宿ったウェディングドレス。
纏うとそのバイブレーションが呼応して本来の自分に戻すサポートをしてくれる。
彼女が作った初めてのウェディングドレスを着た瞬間、”あー、本当にこの人に頼んで良かった”と心底思いました。
同時に
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話は続きます。
こないだ撮影の時に着たドレスが今までのドレス以上になんだかむちゃくちゃすんごーーーい違う感じがしたんですよ。
デザインも好きなようにたくさんの布を貼り付けた。
この回答をもらって、一度自分に絶望しましたよね。
『ドレスショップオープンのためにドレスの点数を揃えければいけない』
『エンパイアとかAラインとかプリンセスラインとか一通りすべてのデザインが無きゃいけない』
だって、
普通は
普通は…..
おんどりゃぁ、どの口がそんなことほざいとんねん!!!
あー、未だにまだこの『普通』ってやつがヘバリついてることに驚き。
ワクワクして楽しくて魂喜ばせながら作ってるはな咲くちゃん。
『締め切り』と『デザインのラインナップ』
だから即座に方針変更。
もはや点数とかデザインとかどーでもいい。
ということでうちは
しかもいつ新作が出るかも、はな咲くちゃんの気分次第っていうちょっと不思議なドレスショップ。
ドレスの基本の型紙以外はぜーんぶその場で作るんだって。
『その時の布と、地球の重力に全部を任せるんです』
もう、、、
『布』が持つ意識に委ねてるんだって、、、
はぁ、天才。
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